ひらく学校

お知らせ

稲刈り おにぎり部

  • 2022.10.23.日曜
  • 活動紹介

春から始まった「おにぎり部」の活動。
お米から苗を育て、育った苗をどろんこになりながら手で植えていく。全てが初めての体験で身体を使ってみんなとの共同作業は、連帯感が自然と生まれ、あたたかい気持ちになります。

「はじめから終わりまで」

毎日白米を食べているのに、普段、見えないものがここにはいっぱい。
どうやって育つのか、どんな場所で育つのか、米は、どんな花を咲かせるのか。
そして、もみからどうやって食べれるようになるのか。
機械を使わずにするということは、どういうことなのか。

風と青空の下で、なかまと共に感じる時間です。

【予告】竹林ツアー 2022,11,5(土)

  • 2022.10.14.金曜
  • トーク・ワークショップ

〜秋の新米で竹飯づくり〜

11月5日(土)

【スケジュール】
10:00 近鉄けいはんな線 学研北生駒駅 集合
10:16 奈良交通バス 乗車 
10:34 高船口 下車 竹林へ (徒歩10分) 
   <竹林を満喫>
16:08 高船口 乗車 学研北生駒駅へ (解散)

    

【内容】
・自分で竹を切り、竹の器をつく
・竹飯(竹で新米のご飯を炊く)& 豚汁
・音楽演奏会
・竹林散歩
・モルック
・「ぼーっと過ごす」も大歓迎

【参加費】
大人    2500円
学生    2000円
小・中学生 1000円
ひと家族  5000円 (最大4人)

※バス代(往復780円)は実費となります
※雨天中止。最小催行人数 5人。
※竹林内は、危険な場所もありますので未就学児同伴の場合は、各自で必ず十分にお気をつけください。

お申込み

竹林ツアー
https://www.youtube.com/watch?v=x21d3O0J0xQ

遊書で自己表現

  • 2022.9.28.水曜
  • 活動紹介

遊書とは、心のままに書く書のことです。
今回は、自然を感じながらの遊書ー。
それぞれに気になった葉っぱを見つけて、その後それがどんな線が出るかを楽しむ時間がワクワクです。
普段、ことばにならない思いがそこには、いっぱい表れてきます。
ことばにせず、それを自由に解き放つこと。
「いい」も「わるい」もない。評価のない自分の世界。
心のままに書くみなさんの書を見させてもらう時間もとても心地よい時間です。

コーヒーの知識は、すごく奥深そうでよほど好きでないと、なかなか入る機会をためらう感じもする中で、難しいことからは、一切入らず、コーヒーの味わいを純粋に楽しむという雰囲気で始まった今回の講座。

YAHMANさんに、一人一人淹れ方を教えてもらいながら、みんなで飲み比べると淹れる人により本当にさまざまな味があり、そのどれもがそれぞれにおいしくて、個性を抽出しているみたいでな時間でした。

また、YAHMAN COFFEEさんは、普段は、違うお仕事をされながら週末だけのイベント出店を主にされているコーヒー屋さん。「自分の好き」だけを生業にすることは、家族や時間、さまざまな葛藤が多い中、他とのバランスをとりながら、「自分の心の声も大事にする」ことや、「自分のしたいことをあきらめない」という、貫く強さを感じさせてもらいました。

そんなYAHMANさんは、また同時に人の気持ちにもすごく寄り添っていただける方なので、会場にいるみなさんは、コーヒーの香りとそれぞれに今、自分時間を大切にしているという穏やかな空気に包まれていました。

【予告】おにぎり部〜稲刈り体験〜

  • 2022.9.16.金曜
  • トーク・ワークショップ

おにぎり部〜里山での稲刈り体験〜

実りの秋、黄金色に輝く稲たち。そこには、私たち日本人が生きる上で欠かせれないお米ができています。
自分の手で刈り取り、そのお米がどのように食べれらるようになるかの工程を学びましょう。生駒市高山町の高山で過ごす秋の1日。どうぞゆっくり大自然と、豊かに実るお米を感じてみてください。

[日程]
10月10日(月)   *雨の場合は、23日になります。
10:50 近鉄けいはんな線 学研北生駒駅 集合
11:16 バス乗車(往復のバス代560円は、自費となります)
11:30 昼食
12:30 稲刈り開始
<稲刈りから白米になる工程を学ぶ>
16:14 バス乗車

[持ち物]
昼食、飲み物、長靴、軍手、長袖、タオル(鎌は、こちらでご用意しています)

[参加費] 
小学生以下 1000円
学生    2500円
大人    3000円
家族割   5000円

🌾お米のお土産付き
🌾新米を購入したい方は、5キロ2000円で購入もできます。

[申し込み] *10/7まで

お申し込みフォームはこちら

自分の魅力になる手仕事講座

  • 2022.9.13.火曜
  • 活動紹介

salon de polin (サロン ド ポリン)の伊藤さんに来て頂き、特殊な方法でつくるグルーデコのアクセサリーづくり。
初めてのグルー(粘土のような特殊な接着剤)の扱いに初めは、慣れないようでしたが、伊藤さんの丁寧なお声掛けで、みんな焦らずじっくりと新しいことに向き合える時間となりました。
グルーを準備した後は、いよいよ、スワロフスキーを1粒ずつ配置していきます。加えていくごとに輝きが増してくるアクセサリー。みんな、自分のものが作れて箱に入れてもらった時の満足感がとても伝わってきました。

伊藤さんの働き方についてもお話を聞かせてくれました。家でも仕事ができること、また自分のペースで自分を表現できることは、自分の豊かな時間になること。そして、そんな時間をお教室という形で誰かに提供できることもとてもやりがいになっておられるとのことでした。「自分には、それがあっている。」と、自分を見つめながら今の働き方にたどり着いた伊藤さんのお話とても興味深かったです。
「アクセサリーが作れるようになりたい」という学生さんのつぶやきから企画したこの講座。今回のように、「家でも自分のままでできる仕事」としてより多くの選択肢を感じてもらえたらいいなと思いました。

みる・なぞる

  • 2022.9.6.火曜
  • 活動紹介

画家の黒瀬正剛さんとともに、描く題材を探しに、ちょっと変わった散歩から始まりました。黒瀬さんは、決して町の風景や何かの構図をみるわけでもなく、地面を見たり、普段絶対に通りすぎる壁を見たり。黒瀬さんが案内してくださるのは、さまざまな「線」でした。年月が重なってできた雨の「しみ」や、壁の「ひび」、「木に自然にできている傷」。そして、通りかかった鳥や蝶々が飛んでいる軌道をなぞって「線」を見つけたりと、今まで見ていなかった世界があったことに気付かされました。

散歩の後は、その線を自分を通し、紙にのせていく時間。
「世界は、どこもアートなんですね」と参加してくれた高校生は、視野が広がった様子を自分の言葉で伝えてくれました。
みんな、思い思いに自分だけが見つけた見え方を表現する姿は、とてものびのびと自由な時間でした。

五感を磨く茶道入門

  • 2022.9.3.土曜
  • 活動紹介

「お茶を楽しむことから始めましょう」と石州流の石川先生に茶道入門として、体験させて頂きました。

初めて入る茶室や、初めて知る茶道の道具、掛け軸、お花、香、着物、などなど、総合芸術と言われるぐらい、さまざまなことを季節と共に感じることができる世界で、その豊かさの入口をのぞいてみた感じがしました。

もてなす側、もてなされる側、双方の心が通い合う心地のよい状態をつくりあげるという世界観。

ひとつひとつの作法が丁寧に行われていく様子は、見ていて背筋が伸びながらも、その美しさにひたる、ゆったりとした時間が流れていました。

学生さんたちも、初めてするお点前、緊張ながらも実際にするとすごく楽しい表情で、その美しい世界を堪能している様子でした。

今日の掛け軸: 喫茶去

「まー、お茶でも飲みなさい」という意味から

茶を飲む、その一事に専念すること。茶を飲むときは茶だけに自分を向ける。ほかに心を向けることをしない。という意味にもなるらしいです。

ひとつひとつが「無」「空」になる静かな世界を感じました。

本物に触れる竹ものづくり

  • 2022.9.3.土曜
  • 活動紹介

生駒市高山町の三原啓司さんのもとで、たっぷりと伝統工芸に触れる贅沢な一日。

三原さんは、接着剤を使わずに柄杓(ひしゃく)をお作りになられる点で、今や日本でお2人ぐらいしかおられない技をお持ちの方で、その柄杓を手にとるとその繊細さと美しさにただただ言葉を失いました。

竹の素材を知り尽くされ、全国に竹の材を求めて行かれるそうで、その土地にしか生えない竹を使ってのものづくり、そして、緻密に、はめ込み式で組まれた柄杓の柄には、圧巻でした。

そんな三原さんに、今日は、丁寧にご指導を受けながら、抹茶をすくうための茶杓(ちゃしゃく)を、自分で小刀で作っていきました。

思うように切れないことを体験しながら、三原さんの技の凄さを感じ、また竹の素材と向き合うことや竹の美しさなど、何年も後世に残るものを作るという感覚、その繊細な感覚の使い方を肌で感じる贅沢な時間となりました。

SOREZORE 〜それぞれのデザイン〜

  • 2022.8.31.水曜
  • 活動紹介

SOREZORE 第3回~それぞれのデザイン〜

このイベント最終回は、中島幸佑さんのヘルマンハープの演奏で会場は、優しい音色に包まれて始まりました。

そして、いよいよ、Good Job!センター香芝の小林大祐さんによるインクルーシブデザインWS。ほとんどの方が初めて触れる「インクルーシブ・デザイン」という考え。小林さんから説明や事例を聞いていくと、大事なことは、「〜のために」ではなく「〜とともに」の視点。相手を尊重する際に、自分を妥協させて相手に寄り添うのではなく、自分も表現した上で、「ともに」より良いものを見つめ、創り上げること。そしてそれは、自分と相手が違えば違うほど、相手の話を真剣に聞くことでそれは興味深いものとなり、対話として深めていくことができるということ。

それを実際にWSで体感する時間。年齢、職業、経験などバラバラな方々でのグループ。時間が経つにつれ、どのグループも融合していく空気が目に見えるように、広がっていき、最後の発表では、各グループの一体感、そのグループで辿り着いた境地に「ともに」いるということがすごく伝わってきました。

ワークを始める前に、小林さんが教えてくださったことがとても印象的でした。
①「おもしろくない」「楽しくない」は、遠慮なく言おう。
②「じゃあ、代わりのアイデア出せよ!」は、言わないようにしよう。

①は、妥協案は、誰にとってもいいものにならないので、自分の心で感じたことは、勇気を出して伝えることがよりよくなるということ。
②は、心のざわざわは、説明できるのものばかりではないからこそ、そこをみんなで聞き出してあげるようにしよう。ということでした。
インクルーシブに至るまでには、自分の気持ちもいろんな段階や、様々な変化を経て、「ともに」新しい地点に到着する過程もとても有意義だということを感じました。

2時間でのたくさん学び、それをとてもわかりやすく実況的に書き留めていく「スクライビング」。今回、SOREZOREのチラシをデザインしてくださった根元さんが、見事にまとめてくれました。
そして、今回の空気その全てを写真で残してくださった、サクサクさん。
そしてそして、深い学びをしてくださった小林さん、ありがとうございました。