五感を磨く茶道入門
- 2022.9.3.土曜
- 活動紹介
「お茶を楽しむことから始めましょう」と石州流の石川先生に茶道入門として、体験させて頂きました。
初めて入る茶室や、初めて知る茶道の道具、掛け軸、お花、香、着物、などなど、総合芸術と言われるぐらい、さまざまなことを季節と共に感じることができる世界で、その豊かさの入口をのぞいてみた感じがしました。
もてなす側、もてなされる側、双方の心が通い合う心地のよい状態をつくりあげるという世界観。
ひとつひとつの作法が丁寧に行われていく様子は、見ていて背筋が伸びながらも、その美しさにひたる、ゆったりとした時間が流れていました。
学生さんたちも、初めてするお点前、緊張ながらも実際にするとすごく楽しい表情で、その美しい世界を堪能している様子でした。
今日の掛け軸: 喫茶去
「まー、お茶でも飲みなさい」という意味から
茶を飲む、その一事に専念すること。茶を飲むときは茶だけに自分を向ける。ほかに心を向けることをしない。という意味にもなるらしいです。
ひとつひとつが「無」「空」になる静かな世界を感じました。