ONE ROOM
- 2024.4.14.日曜
- 活動紹介
『ONE ROOM 』ひらく学校文化祭が無事に終了しました。
トークやショーと展示・マルシェが一つのホールで同時に開催。
午前のステージは、北村壮二郎さん親子による不登校を経ての体験談トーク。壮絶な時期を親子で乗り越えた今、語れる両者の素の気持ち。
当時、壮絶な最中にそう母が願った気持ちは、「私は、嫌われてもいい。生きていてほしい」との願いでした。壮二郎さんが暴れる時も、お母さんが言いすぎることもありながら、その中でお互いごめんねを繰り返しの日々。大人や周りの人を一切信じれずにいる壮二郎さんに、「あなたには、必ず周りに助けてくれる味方がいること」を伝え続けた母の愛情。親から、離れ自分の選択をしていくことを語ってくれるとても強く、優しいお話を聞かせていただきました。
午後のステージは、劇・歌・演奏・ダンス・唱歌・スライド発表などなど。生だからダイレクトに伝わる力強さがありました。会場の空気に真摯に向き合い、身体、声を通して真摯に表現する姿は、生だからダイレクトに伝わる力強さがありました。
ホールで展示された作品の数々は、大人も学生もどれもが自分の好きな気持ちを貫き、楽しくて作ったものたちが並びました。どれも生き生きとしているものばかり。
その裏では、学生の皆さんは、一歩一歩いろんな人と連携したり、自分と向き合ったりの簡単には進まないこともありながら諦めずに当日来てくれたその挑戦の一歩があちらこちらにありました。
参加してくれた、YMCA学院高等学校の卒業生のりおさんは、「成長するには挑戦するしかない。挑戦するには協力が必要。後輩たちには、協力できる仲間を見つけて、たくさんの人と出会い、繋がってほしいと思います!」と伝えてくれました。
みなさんのいろんな想いが重なっての空気、みなさんの輝きが溢れるとても素敵な1日となりました。ご参加頂きました、全てのみなさまにあらためてこころより感謝いたします。
また、来年、ONE ROOMでお会いしましょう。